農家の年収は、農林水産業の統計結果を参照すると以下のような結果となっています。
年収の違いは、作物や育て方、販売方法にも大きく関係しています。そこで本記事では、作物別に年収の平均についてみていきたいと思います。
初心者でも育てやすい儲かる農作物5つまとめ
農業を始めたての方でも、収益を出せる農作物があるので以下に紹介します。
- 1位 ミニトマト
- 2位 キャベツ
- 3位 レタス
- 4位 にんじん
- 5位 さといも
1位 ミニトマト
ミニトマトは、少ない土地でたくさん栽培できるのでその分の見返りは大きいです。色や形でのブランディングも行いやすく、農業を始めたての方にもおすすめです。
ミニトマトはハウス栽培にも適しているので、自然災害による被害も抑えることができ、高単価、低リスクの作物だということができます。
粗収益 | 諸経費 | 所得 |
407万円 | 204万円 | 203万円 |
(10aあたり、年産での統計)
2位 キャベツ
キャベツは、害虫にさえ気をつけていれば大きく健やかに育ち、手間がかからない作物。労働時間の割りにリターンが大きく、時給最強の野菜とも言われています。
粗収益 | 諸経費 | 所得 |
39万円 | 21万円 | 18万円 |
(10aあたり、年産での統計)
3位 レタス
レタスは、特に夏場、涼しい地方から生産することができれば高単価で販売でき、売り上げが高くなります。
粗収益 | 諸経費 | 所得 |
48万円 | 24万円 | 24万円 |
(10aあたり、年産での統計)
4位 にんじん
にんじんは、それほど手間がかからない作物として有名です。労働時間が少ないため、初心者でも簡単に栽培、出荷して利益を得ることができます。
粗収益 | 諸経費 | 所得 |
36万円 | 20万円 | 16万円 |
(10aあたり、年産での統計)
5位 さといも
さといもは、じっくりと育てていくことが求められます。回転率は低いですが、作業時間がかからないのが特徴。労働時間の割に確実な利益を生んでくれます。
粗収益 | 諸経費 | 所得 |
41万円 | 15万円 | 26万円 |
(10aあたり、年産での統計)
農業で儲かるには販路や販売の仕方を工夫する必要がある
作物を生産し、消費者に購入してもらうよう工夫することも農家として大切な仕事です。
せっかく作った野菜が「全く売れない」なんてことが起きないよう事前知識を入れておきましょう!
販売の際に工夫するポイントは、「野菜をいれるパッケージにこだわる」ことです。
パッケージによっては、野菜の鮮度を保てず購入に至らなかったり、袋の中が曇り商品が見えなくなってしまったり、逆にデザインをこだわりすぎても消費者に手にとってもらえないのです。
第一包装資材では、そんな野菜袋のパッケージデザインで数々の売上改善を実現してきました。
実際に手がけたデザイン
消費者目線にこだわったパッケージの製作に力を入れ、野菜の色に合わせてデザインし、鮮度をアピールできるパッケージを作っています。
「売れる野菜にするパッケージ」について詳細を知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は、農業で独立を考えている方に、収入の見通しをデータとして参照し、初心者でも利益を生みやすい野菜を紹介しました。
さらに、作った野菜を買ってもらい利益を生むために「パッケージにもこだわること」も大切だということも説明しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!